超音波エラストグラフィは世界に先駆け本邦で開発され,乳腺領域での応用は2003年に開始された。それまでのBモードによる形態診断に加え,組織の硬さをひずみの低下から画像化し,病変の評価に役立てようとする新しい技術であった。
本論文は初めて臨床応用された装置を使用し,乳腺病変における良悪鑑別の可能性を示唆した。