Psychiatric Lecture
成因・危険因子 腸内細菌が切り拓くうつ病・不安症診療の新機軸
掲載誌
精神科臨床 Legato
Vol.11 No.1 16-20,
2025
著者名
大島 優人
/
松﨑 潤太郎
/
齋藤 義正
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
診療科目
心療内科
/
精神科
媒体
精神科臨床 Legato
Key Words
うつ病
/
不安症
/
腸内細菌-腸-脳軸
/
治療抵抗性
近年,腸内細菌が人体にもたらすさまざまな作用について研究が盛んに進められている。腸内細菌-腸-脳軸という,腸内細菌・腸と脳の間でのコミュニケーションがうつ病や不安症の発症や治療抵抗性などに関与している可能性がある。さらに,プロバイオティクスや腸内細菌の代謝物の投与による治療が期待されている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。