Psychiatric Lecture
治療 老年期精神障害におけるニューロモデュレーション治療
掲載誌
精神科臨床 Legato
Vol.10 No.2 28-31,
2024
著者名
竹林 実
記事体裁
抄録
疾患領域
精神疾患
/
神経疾患
診療科目
心療内科
/
精神科
媒体
精神科臨床 Legato
Key Words
老年期
/
ニューロモデュレーション治療
/
mECT
/
rTMS
精神科領域のニューロモデュレーション治療は,修正型電気けいれん療法(mECT)と反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)が,緊急性が高い場合や難治性の場合に選択される。老年期精神障害の適応疾患としては,うつ病,緊張病(カタトニア)を含む精神病性障害,パーキンソン関連疾患(パーキンソン病やレビー小体型認知症)などである。老年期精神障害は,さまざまな要因で難治化しやすいことから,ニューロモデュレーション治療導入は若年よりも早期から推奨される選択肢の1つである。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。