父母がそれぞれ大学病院勤務医,開業医という環境で育ちました。私自身は中高生の頃から音楽や建築に興味がありましたが,親の影響が大きかったのでしょうか,自然な流れで医学部に進学しました。そのなかでも精神科医となったのは,医学部の授業で身体系科目より心理系科目が面白かったこと,好きだったミュージシャンの自死を通して創造性と精神病理との関連について興味をもったことが関係しているかもしれません。
日本大学医学部精神神経科学教室に入局後は,小島卓也教授(当時)のもと,探索眼球運動を用いた統合失調症の視覚性認知に関する研究をしていました。その後,日本における睡眠学・時間生物学の第一人者である内山真先生が教授に就任すると,先生から直接手ほどきを受けてその面白さを知り,睡眠学をテーマに研究に取り組むようになりました。2020年に主任教授に就任した後も,教室全体で睡眠学を発展させるべく,さらなる研究の推進に努めています。
日本大学医学部精神神経科学教室に入局後は,小島卓也教授(当時)のもと,探索眼球運動を用いた統合失調症の視覚性認知に関する研究をしていました。その後,日本における睡眠学・時間生物学の第一人者である内山真先生が教授に就任すると,先生から直接手ほどきを受けてその面白さを知り,睡眠学をテーマに研究に取り組むようになりました。2020年に主任教授に就任した後も,教室全体で睡眠学を発展させるべく,さらなる研究の推進に努めています。