近年,IoT技術を用いた日常生活下での健康関連情報の取得に基づく心身の健康リスクの検知,さらには発症予防・疾患改善を目的とした自動介入技術の開発が国際的にも注目されている。本稿では,生体システム学的観点から“健康リスク”を定義し,日常生活IoTモニタリングによる健康リスクの早期検知の可能性とその制御への展開について紹介する。
「KEY WORDS」Internet of Things,日常生活モニタリング,健康リスク,Just-in-Time adaptive Intervention