高齢化の進行に伴い,特に患者数の多い大腸癌では,高齢者に対する治療選択のための基準,評価法,意思決定プロセスの確立は,喫緊の課題である。現在,“高齢”という状態をどのように評価するかについて,実施可能性と再現性という点から検討が行われている。手術療法,抗がん剤治療の適応を判断する際,若年者と同様に生存期間の延長を求めることが妥当であるのか,国内外のガイドラインの見解,臨床的エビデンス,また実地臨床での適応を含めて各分野の先生方にディスカッションいただいた。
Round Table Discussion
高齢者(76歳以上)大腸癌の治療戦略の選択
掲載誌
大腸がんperspective
Vol.4 No.4 16-22,
2020
著者名
猪股 雅史
/
島田 安博
/
長島 文夫
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濱口 哲弥
記事体裁
抄録
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座談会・対談
疾患領域
消化器
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癌
診療科目
消化器内科
/
消化器外科
/
腫瘍内科
媒体
大腸がんperspective
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。