近年,薬物療法,カテーテルアブレーションなどの安全で有効性の高い治療法が確立してきている心房細動だが,持続性心房細動に対するカテーテルアブレーションの成功率は頭打ちであり,無症候性心房細動に対するカテーテルアブレーションの効果など,限界があるのも事実である。このようななか,近年心房細動においてもprecision medicineの展開がスタートし,新しい治療ターゲットや,アブレーションの新しいデバイス・エネルギー源の臨床応用が進んでいる。また,AIを活用した心電図診断やリスク層別化に関する研究も盛んに行われるようになっている。本座談会では,心房細動診療の将来について,本領域のエキスパートの先生にディスカッションしていただいた。
THEME 心房細動診療の将来 Round Table Discussion
心房細動診療の将来
掲載誌
Cardio-Coagulation
Vol.8 No.2 6-13,
2021
著者名
山下 武志
/
山根 禎一
/
笹野 哲郎
/
渡邉 英一
記事体裁
抄録
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座談会・対談
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特集
疾患領域
循環器
診療科目
循環器内科
/
心臓血管外科
媒体
Cardio-Coagulation
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。