腸管出血性大腸菌(Enterohemorrhagic Escherichia coli:EHEC)は下痢原性大腸菌の病原型(pathotype)の1つであり,志賀毒素(Shiga toxin:Stx,ベロ毒素)を産生しヒトに出血性下痢症を起こす大腸菌と定義される.ヒトでの病原性が明らかでない株も含めると,志賀毒素産生大腸菌(Shiga toxin-producing E. coli:STEC)やベロ毒素産生大腸菌(Vero toxin-producing E. coli:VTEC)と総称されることもある.
微生物ABC
腸管出血性大腸菌の細菌学的特徴
掲載誌
up-to-date 子どもの感染症
Vol.6 No.1 4-9,
2018
著者名
西順一郎
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
小児疾患
/
感染症
診療科目
小児科
媒体
up-to-date 子どもの感染症
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。