Clinical Report 症例紹介
アルコール依存症を背景に肝硬変,肝細胞癌へ至った女性の一例
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- 掲載誌
- Frontiers in Alcoholism Vol.7 No.2 39-43, 2019
- 著者名
- 戸張真紀 / 橋本 悦子
- 記事体裁
- 連載 / 症例 / 抄録
- 疾患領域
- 消化器 / 精神疾患 / 癌
- 診療科目
- 消化器内科 / 腫瘍内科 / 心療内科 / 精神科
- 媒体
- Frontiers in Alcoholism
アルコール性肝障害とは,長期(通常は5年以上)にわたる過剰の飲酒が肝障害の主な原因と考えられる病態である。アルコール性肝障害をきたす飲酒量は,1日平均純エタノール60g以上の飲酒(常習飲酒家)で,女性やALDH2活性欠損者では,1日40g程度の飲酒でもアルコール性肝障害を起こし得る1)。アルコール性肝障害は男性に多い疾患であるが,近年では女性の社会進出に伴って若い世代を中心に女性飲酒者が急増し,女性のアルコール性肝障害も増加している。女性は男性に比べて少ないアルコール量でも肝障害をきたすため,注意が必要である。我々はアルコール依存症で,肝硬変,肝癌へ進展した女性の症例を経験したので報告する。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
