THINK ABOUT WOMEN 女性について考える
女性の美白願望
掲載誌
WHITE
Vol.4 No.2 134-139,
2016
著者名
山田 秀和
記事体裁
抄録
疾患領域
皮膚疾患
診療科目
皮膚科
媒体
WHITE
「美白」という単語が使われ始めたのは,1990年代後半に鈴木その子氏がテレビで「美容研究家」として登場以降のように思う.それ以前でも,「色白は七難隠す」といって,日本女性の間では色の白いことが重要であった.色白の代表は舞妓や芸者の化粧であろう.白いことは,若いことの重要な因子の1つでもある.本稿では,美白がどのような社会性と生物学的意味をもつのか,その結果の美白願望とつながりがあるかを考えたい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。