糖尿病専門医に役立つ臨床トピックス
GLP-1受容体作動薬の可能性を探る
掲載誌
Diabetes Horizons -Practice and Progress-
Vol.3 No.4 38-42,
2014
著者名
山田 祐一郎
記事体裁
抄録
疾患領域
糖尿病
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
神経内科
/
老年科
/
小児科
媒体
Diabetes Horizons -Practice and Progress-
わが国では,インクレチン関連薬が2009年より相次いで上市され実臨床の場で使用されており,GLP-1受容体作動薬は現在,4剤が使用可能となっている。2013年9月に発売されたリキシセナチドは優れた食後血糖低下効果を示すGLP-1受容体作動薬であり,基礎インスリンにリキシセナチドを併用する治療法は,良好な血糖コントロールを実現する新たな治療法として期待されている。今号では,インクレチン研究の第一人者である山田祐一郎先生にGLP-1受容体作動薬の利点や分類といった基本事項から,基礎インスリンとの併用療法の有効性や注意点,さらにGLP-1受容体作動薬に期待される今後の可能性についてお話を伺った。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。