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エムポックス(サル痘)ウイルス感染症

掲載誌
HIV感染症とAIDSの治療 Vol.14 No.1 81-86, 2023
著者名
西條 政幸
記事体裁
抄録 / 連載
疾患領域
アレルギー・免疫 / 感染症
診療科目
その他
媒体
HIV感染症とAIDSの治療
Key Words
エムポックスウイルス / サル痘ウイルス / ヒトサル痘 / 動物由来ウイルス感染症 / 性行為感染

エムポックスウイルス(MPXV)は,ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に分類される2本鎖DNAウイルスである。1950年代に膿疱性皮膚病変を呈するサルからはじめて分離されたウイルスである。1970年代に入るとアフリカ中央部や西部でMPXVが原因の痘瘡様患者が確認され,ヒトサル痘と命名された。アフリカの流行地ではヒトからヒトへの感染も限定的ながら報告されている。MPXVは基本的には接触感染経路でしかヒトからヒトに伝播しない。そのようなMPXが,2022年から2023年現在にかけて世界規模で流行している。患者の多くは男性同性間性的接触者(MSM)であり,性的接触の経過でMPXV感染が広がった。MPX患者の多くがMSMの人々であることもあり,HIV陽性者が比較的多いことが明らかにされている。本邦においても,抗ウイルス薬の提供システムを整備し,リスクの高いと考えられる人々が希望すれば第Ⅲ世代痘瘡ワクチン接種を受けることができるようにすることが求められる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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