HIV感染では告知支援やターミナルケア,受検や予防への行動変容,アドヒアランスと生活支援,HAND,薬物依存等,主たる話題を変化させつつも,当初からカウンセリングが利用された。うつや生きづらさを底流にして,治療が進歩しても予防行動がとれない人たちへの対処,施設入所を含めた高齢化の問題,マイノリティの社会生活の心理的支援など,その必要性は変わらない。
「KEY WORDS」HIV/AIDSカウンセリング,心理的支援,うつ,HAND,ドラッグ