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M-Review

診断と治療のTopics

MSMの直腸パピローマウイルス感染

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掲載誌
HIV感染症とAIDSの治療 Vol.12 No.1 20-24, 2021
著者名
塩尻大輔
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
アレルギー・免疫 / 感染症 / 癌
診療科目
消化器内科 / その他
媒体
HIV感染症とAIDSの治療
Key Words
HPV human papillomavirus / MSM men who have sex with men / 9価HPVワクチン / 肛門がん

ヒトパピローマウィルス(human papillomavirus;HPV)は一般的に性行為で感染するウイルスであり,尖圭コンジローマを引き起こすローリスクジェノタイプと,がんを引き起こすハイリスクジェノタイプに分けられる。男性同性間性的接触者(men who have sex with men;MSM)においては肛門にHPVを感染することが多く,肛門扁平上皮がんの主な原因と言われている。肛門がんは扁平円柱上皮接合部で生じやすく,肛門ぬぐいを用いた擦過細胞診による肛門がんスクリーニングが推奨され,良性の細胞診以外の結果が得られた被験者では,拡大肛門鏡(high resolution anoscopy;HRA)を行うことを勧めている。HRAにて生検を行い,病理的に肛門上皮内腫瘍が認められた場合は局所治療や焼灼術が選択される。本邦における研究ではHPVはMSM間で非常に蔓延しており,肛門がんスクリーニング・診断・治療体制の構築に向けて早急に取り組むべきだと考える。
「KEY WORDS」HPV human papillomavirus,MSM men who have sex with men,9価HPVワクチン,肛門がん

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

HIV感染症とAIDSの治療2021年11月号(Vol.12 No.1)

HIV感染症,AIDSに関連するトピックを中心に扱い,最新の知見をふまえて質の高い医療情報を提供する雑誌です。

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