はじめに
痛みは自覚症状であり,その評価を客観的に行うことは非常に困難である.そのため,線維筋痛症(fibromyalgia;FM)もその診断や評価に苦慮している現状がある.FMはいずれも一般医療機関において行うことができる血液検査や画像所見によって明確に診断ができないうえ,病態が一般臨床医に十分理解されていないため,少数の医療機関でしか診療されていない.このような状況をかんがみて厚生労働省の研究班が組織され,日本線維筋痛症学会が発足し,種々の研究が進行している.
全文記事
Trend & Topics Functional pain disorder
機能性身体症候群(中枢機能障害性疼痛)と線維筋痛症
掲載誌
Practice of Pain Management
Vol.3 No.4 22-29,
2012
著者名
三木健司
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橋本亮太
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行岡正雄
記事体裁
特集
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全文記事
疾患領域
膠原病・リウマチ性疾患疫
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精神疾患
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神経疾患
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骨・関節
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小児疾患
診療科目
脳神経外科
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整形外科
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リハビリテーション科
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リウマチ科
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神経内科
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小児科
/
心療内科
/
精神科
媒体
Practice of Pain Management
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。