症例
51歳 男性
主訴
右上肢の疼痛としびれ.
現病歴
X-24年,26歳時にバイク事故にて右全型腕神経叢損傷受傷.その後,大学病院にて肋間神経移行術および腓骨神経移植術が行われた.その後,筋力の回復が思わしくなく,上腕二頭筋に対する筋電図検査が行われたが,筋収縮は全く認めなかった.右上肢の疼痛としびれに対して近医にてエチゾラム(デパス®),フルボキサミン(ルボックス®),ドンペリドン(ナウゼリン®),カルバマゼピン(テグレトール®)などの投与が行われていたが,鎮痛効果がみられず,睡眠薬およびジアゼパム(セルシン®)の投与のみが行われていた.除痛を目的に当科を紹介され受診する.
全文記事
Case Report 症例報告
腕神経叢損傷後の疼痛に対するプレガバリンの投与
The Analgesic Effects of Pregabalin in Patient for Brachial Plexus Injury
掲載誌
Practice of Pain Management
Vol.2 No.2 56-59,
2011
著者名
三木健司
/
行岡正雄
記事体裁
連載
/
症例
/
全文記事
疾患領域
神経疾患
/
骨・関節
診療科目
整形外科
/
神経内科
媒体
Practice of Pain Management
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。