肉腫様成分を有する肝腫瘍はまれかつ悪性度が高く,多くの報告でその転帰は不良である。標準治療もないうえ,外科的切除や肝移植を施行したとしても,3年生存率はそれぞれ18.2%,37.5%と,いずれも予後不良と報告されている1)。
しかし今回,肝腫瘍生検にて肉腫様成分を含む門脈腫瘍塞栓合併肝腫瘍に対して,シスプラチン,リピオドール®,5-FUを用いた肝動注化学療法(New FP療法)と重粒子線治療を主体とした集学的治療を行い,臨床上CRが得られた症例を経験したため,報告する。
肉腫様成分を有する肝腫瘍はまれかつ悪性度が高く,多くの報告でその転帰は不良である。標準治療もないうえ,外科的切除や肝移植を施行したとしても,3年生存率はそれぞれ18.2%,37.5%と,いずれも予後不良と報告されている1)。
しかし今回,肝腫瘍生検にて肉腫様成分を含む門脈腫瘍塞栓合併肝腫瘍に対して,シスプラチン,リピオドール®,5-FUを用いた肝動注化学療法(New FP療法)と重粒子線治療を主体とした集学的治療を行い,臨床上CRが得られた症例を経験したため,報告する。