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M-Review

パーキンソン病診療Q&A

パーキンソン病患者の自動車運転ではどのようなことに気を付けたらよいですか?

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掲載誌
Frontiers in Parkinson Disease Vol.9 No.3 44-47, 2016
著者名
安藤利奈
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
Frontiers in Parkinson Disease

Q1:パーキンソン病患者でみられる運転能力の変化はどのようなものですか?また,運転中に起こり得る危険はどのようなことがありますか?
A:パーキンソン病(PD)は無動や筋強剛,振戦,姿勢反射障害を四徴とし,PDの運動症状が進行すると歩行障害や転倒が増加するだけでなく,病状の進行に伴い運転中の判断力の低下や運転時のハンドリングミスが増加することが報告されており,自動車運転における事故のリスクが高まることが予想される疾患である1)。筆者らが自動車運転シミュレータを用いた検討では,Unified Parkinson's Disease Rating Scale(UPDRS)のPartⅠ~Ⅳの合計点,UPDRSのPartⅢのみの合計点と,運転シミュレータを用いた単純なハンドル操作のミス回数,信号に対する反応とハンドル操作を同時に行ったときのミス回数は相関を認め,UPDRSの点数が高くなるに伴いハンドル操作のミスが増加した。また,UPDRS PartⅢの姿勢反射障害を示唆する項目でも,点数が高くなるに伴いハンドル操作のミスは増加しており,姿勢反射障害が2以上ではハンドルの誤操作が増加した。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

Frontiers in Parkinson Disease2016年8月号(Vol.9 No.3)

一般臨床医から基礎研究者までを対象としたパーキンソン病診療の知恵袋。

パーキンソン病診断・治療のポイントは何か?最新の治療法は?

パーキンソン病の発症機序はどこまでわかっているのか?

パーキンソン病診療・研究に携わるすべての医療従事者の疑問にお答えするパーキンソン病に焦点を当てた学術情報誌。

<読者対象>パーキンソン病専門医のみならず,プライマリーケア医・基礎研究者を含めた幅広い層を想定。

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