当院初診時

1歳4カ月の男児.

家族歴

母方叔父が,頭部外傷後けいれんと軽度知的障害.

既往歴

体外受精にて妊娠.第1子.在胎38週6日骨盤位のため帝王切開にて出生.生下時体重3,406g,頭囲35cm(-1.0 SD).新生児仮死なし.明らかな低緊張なし.多呼吸のため,保育器収容.哺乳力が弱かった.

頸定4カ月.生後5カ月頃より体重増加不良.生後7カ月の健康診査時,座位が難しく精密検査実施.頭部MRI・血液検査に異常なし.

生後10カ月時,両側停留精巣などの臨床症状より,プラダー・ウィリ症候群(Prader-Willi syndrome:PWS)が疑われ,蛍光in situハイブリダイゼーション(fluorescence in situ hybridization:FISH)法にて15q11.2の欠失を認めたため,PWSと診断,療育開始.

生後1歳4カ月時,転居に伴い当院を紹介受診された.