「耳慣れない」用語解説
第1回 デジタルフィルタとwide-band EEG
掲載誌
Epilepsy
Vol.18 No.1 58-60,
2024
著者名
十川 純平
/
池田 昭夫
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
小児疾患
/
神経疾患
診療科目
神経内科
/
脳神経外科
/
小児科
/
精神科
媒体
Epilepsy
Hans Bergerが1929年にヒトの脳波記録の報告を行ってから,てんかんをはじめとした脳神経疾患の診断のために,脳波検査は臨床で広く利用されてきた.20世紀はペン書きのアナログ脳波が用いられていたが,1990年代以降デジタル脳波が本格的に普及し始め,現在はわが国でもデジタル脳波が主流となっている.デジタル脳波の普及と,コンピュータなどの技術的革新により,記録された脳波信号に,あとからさまざまな信号処理を加えて観察することが可能となっている.
本誌・新コーナーである「耳慣れない用語解説」では,これらのデジタル脳波の進歩に伴って用いられるようになった用語のなかで,その意味が十分浸透していないと思われるものについて,特に初学者にも理解しやすいような解説を行っていく予定である.
第1回は,脳波の「デジタルフィルタとwide-band EEG」について解説したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。