てんかん最前線
てんかん診療と研究における脳磁図―今後の展望
掲載誌
Epilepsy
Vol.18 No.1 33-38,
2024
著者名
平田 雅之
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平野 諒司
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江村 拓人
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中田 乙一
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中嶋 俊治
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朝井 都
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長谷川 史裕
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下野 九理子
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貴島 晴彦
記事体裁
抄録
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連載
疾患領域
神経疾患
/
小児疾患
診療科目
神経内科
/
脳神経外科
/
小児科
/
精神科
媒体
Epilepsy
脳磁図が1990年代からてんかんの研究や診療に用いられるようになって,すでに30年近くが経とうとしている.脳磁図は,主にてんかんの外科治療を考慮する際に,てんかん焦点の評価と,脳機能局在の評価に用いられてきた.てんかん焦点評価としては,研究ではさまざまな方法が提案されてきたが,臨床検査ではもっぱら等価電流双極子(以下,ダイポール)解析が,当初から現在に至るまで用いられている.脳機能局在評価に関しては,体性感覚誘発磁界,運動関連誘発磁界,視覚関連誘発磁界,言語関連誘発磁界などが,盛んに研究され,一部は臨床応用されたが,近年では逆に徐々に用いられなくなりつつある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。