MRIやPETといった脳画像はすでにてんかん臨床において不可欠の検査となっており,特に病因の精査や,薬剤難治性症例における焦点病変同定において有用である1,2).現在の臨床では得られた脳画像の評価は原則として視覚的に行われており,視覚的な読影は依然としてきわめて重要な方法であるが,一方で,近年の技術の発展に伴い,得られた脳画像を先端的に解析することで,視覚的な読影を補助したり,定量的解析によって新たな臨床指標を構築したりするイメージングバイオマーカー確立への動きが強まっている3).本稿では,いくつかの先端的脳画像解析技術を紹介する.