てんかん最前線
集束超音波治療器(FUS)による難治性てんかんに対する治療の可能性
掲載誌
Epilepsy
Vol.15 No.2 35-41,
2022
著者名
堀智勝
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阿部圭市
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堀大樹
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山口敏夫
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平孝臣
記事体裁
連載
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抄録
疾患領域
神経疾患
/
小児疾患
診療科目
脳神経外科
/
神経内科
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小児科
/
放射線科
媒体
Epilepsy
2013年に新百合ヶ丘総合病院に本邦初のMRガイド下集束超音波治療器(focused ultrasound surgery:FUS)が導入された.2019年6月には本態性振戦に対するFUS治療が保険収載され,2020年9月より「薬物療法で十分に効果が得られないパーキンソン病であって,脳深部刺激術が不適応の方で,運動症状の緩和を目的とする治療」が保険適応になり,現在本邦では10台以上のFUS機が導入されている.森山脳神経センター病院では2021年6月よりFUS機が導入され,東京女子医科大学の機能外科グループの協力を得ながらFUS治療を本格的に開始し,東京では初めてのFUS機の導入となった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。