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アメリカエイジング研究の現場から 研究最前線レポート
マウスはどこまで人間か?!─マウスでの知見を臨床に活かすために

掲載誌
アンチ・エイジング医学 Vol.11 No.5 93, 2015
著者名
金木正夫
記事体裁
抄録
疾患領域
代謝・内分泌 / 骨・関節 / アンチエイジング
診療科目
一般内科 / 整形外科 / 産婦人科 / 糖尿病・代謝・内分泌科 / 老年科
媒体
アンチ・エイジング医学

“Mice are not men.”というタイトルのレターが今年1月の米国科学アカデミー紀要に掲載されました1)。直訳すれば,「マウスはヒトではない」ですから,まさに“人を食った”ようなタイトルにもみえます。しかし,単なるジョークではなく,米国で真剣に議論されてきたホットなトピックで,いまだにコンセンサスは得られていません。この議論において,日本からの研究論文が重要な役割を果たしており, 上記のレターも日本人研究者の論文2)に反論する形で書かれています。2013年に,重傷外傷,熱傷,エンドトキシン(リポポリサッカライド,LPS)の注射に対する血中白血球における遺伝子発現の変化が,ヒトとマウスでかなり異なっており,相関が低いというデータを米国科学アカデミー紀要に発表しました3)。この論文の背景としては,マウスで良好な治療効果を得られた薬剤がヒトでの治験では効果が認められないことが少なくないこと,そして,LPSに対する感受性がマウスではヒトの100万分の1しかないという知見がありました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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