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第16回 酒は百薬の長

掲載誌
アンチ・エイジング医学 Vol.8 No.5 107, 2012
著者名
南野 徹
記事体裁
抄録
疾患領域
アンチエイジング
診療科目
一般内科 / 老年科
媒体
アンチ・エイジング医学

王莽が酒を称えていった言葉で, 『漢書・食貨志下』には「夫れ塩は食肴の将, 酒は百薬の長, 嘉会の好, 鉄は田農の本」とある. 前漢末頃から朝廷の実権を握り, ついには平帝を毒殺して「新」を建国, そこの皇帝を名乗ったのが“王莽”という人物. 連年矢継ぎ早に変革を行っていったものの, それらを断行する実力もなく, またあまりにも性急な変革のためにすべて失敗した. おまけに対外政策にも失敗したため, 辺境では匈奴をはじめとする諸民族の乱が相次いだ. こうした失政のために人々の生活は当然苦しくなり, 「赤眉の乱」などの騒乱・反乱が各地で起こり, 結局, 王莽は長安で自滅する. 「新」という国はわずか15年の命だった. その実にならなかった改革の一つに“塩, 酒, 鉄の3つを政府の専売とする”というのがあり, その命を天下に下した詔で彼は「塩は穀物以外の食物の将帥, 酒はあらゆる薬の長で, めでたい宴会にも欠くことができない. 鉄は農耕具の基本である」といい, この3つを並べて讃えた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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