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【基礎】固定薬疹とresident memory T細胞
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- 掲載誌
- 皮膚アレルギーフロンティア Vol.23 No.1 15-18, 2025
- 著者名
- 渡邉 玲
- 記事体裁
- 特集 / 抄録
- 疾患領域
- 皮膚疾患 / アレルギー・免疫
- 診療科目
- 皮膚科
- 媒体
- 皮膚アレルギーフロンティア
- Key Words
- 固定薬疹 / resident memory T細胞 / 再分化 / IV型アレルギー
固定薬疹では,治癒後の色素沈着部に薬剤応答性resident memory T細胞(TRM)が長期間局在し,薬剤再曝露時の同一部位への皮疹再燃を引き起こすと考えられる.このTRMが,定常状態では同一部位にとどまり続ける一方で,適切な刺激を受けると増殖し,一部が循環memory T細胞へと再分化することが報告されている.固定薬疹再燃部でも同様のTRM再分化が生じることが確認され,薬剤曝露を繰り返す過程で皮疹が新生する過程も,このTRMの特性を通じて説明され得る.TRMの機能がさらに解明されることで,固定薬疹の発症再燃のメカニズムが明確になるとともに,固定薬疹の理解からTRMの普遍的な特性への理解が深まることが期待される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
