特集 糖尿病に合併する動脈硬化症
循環器内科専門医から診る糖尿病合併動脈硬化の病態と診療
2)積極的脂質管理の意義
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- 掲載誌
- Angiology Frontier Vol.15 No.3 46-51, 2016
- 著者名
- 宮内 克己 / 設樂 準
- 記事体裁
- 抄録
- 疾患領域
- 循環器 / 糖尿病
- 診療科目
- 糖尿病・代謝・内分泌科 / 循環器内科
- 媒体
- Angiology Frontier
- Key Words
- 糖尿病,高LDL-C血症,虚血性心疾患,スタチン,PCSK9
糖尿病患者の冠動脈疾患危険因子として最も重要であるのが高低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)血症であり,より積極的な脂質管理が必要である。これまでの臨床研究から一次予防・二次予防ともに多くのエビデンスが構築され,より早期からのスタチンを用いた積極的LDL-C低下療法の重要性は疑う余地がない。糖尿病患者に対しては,ほぼ全例にスタチンの投与が推奨されるようになった。しかし,LDL-Cをどこまで低下させるかについてのエビデンスは十分ではない。そのなかで,PCSK9阻害薬という強力なLDL-C低下作用をもつ新薬が登場し,世界的にも糖尿病合併虚血性心疾患に対するこれまでにないLDL-C低下の有効性に関するエビデンスが期待されている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
