2014年3月21日(金)~23日(日)の3日間, 自治医科大学学長永井良二先生の会長のもと, 第78回日本循環器学会学術集会が開催された. 会場は, 東京国際フォーラムだけでなく, JPタワーおよび東京商工会議所と3つの会場に分散し, 今回の学会は従来よりもさらに大きな規模で行われた. 参加者は約15000人, シンポジウムは22題, トピック13題, 米国心臓協会(AHA)/米国心臓病学会(ACC)/欧州心臓病学会(ESC)とのジョイントシンポジウム5題などが組まれた. 一般演題は3649題のなかから2331題が採択され(採択率63.9%), 質の高い演題が多かった(写真1~3). メインテーマは「情報爆発とネットワーク時代の循環器病学」であり, 医学医療の分野で凄まじい勢いで進歩しているIT化とそれによって生まれる膨大な情報量をどのように整理・解析し, 学術的な進歩や診療に役立たせるかを議論する場となった. また, 大震災時の医療や利益相反の問題など, 医学, 医療の現場での喫緊の課題を取り上げたセッションの企画も盛り込まれていた.