スタチンと血管
樹状細胞によるインターフェロン誘導とスタチンの抑制効果
Inhibitory effect of statins on type Ⅰ IFN secretion in dendritic cells
掲載誌
Angiology Frontier
Vol.10 No.3 35-41,
2011
著者名
伊藤 量基
記事体裁
特集
/
抄録
疾患領域
循環器
/
アレルギー・免疫
/
膠原病・リウマチ性疾患疫
診療科目
循環器内科
/
リウマチ科
媒体
Angiology Frontier
Key Words
自己免疫疾患
/
形質細胞様樹状細胞
/
Ⅰ型インターフェロン
/
全身性エリテマトーデス
自己免疫疾患とは,本来抑制されるはずの自己成分に対する免疫応答に基づく病態であり,特に全身性エリテマトーデス(SLE)では,樹状細胞(DC)の一亜群が自己核酸に応答してⅠ型インターフェロン(IFN)産生を誘導することが,病態の起点となる。さまざまな免疫制御作用をもつスタチンが,その多面的作用の1つとして,このDC亜群のもつⅠ型IFNの産生能を阻害することが最近判明した。スタチンのこの抑制的効果は,今後SLEをはじめとする全身性自己免疫疾患に対する新たな治療戦略に寄与すると考えられる。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

