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スタチンと血管

スタチンの多面的な作用とそのメカニズム

Pleiotropic actions of statins and the underlying mechanism

掲載誌
Angiology Frontier Vol.10 No.3 11-17, 2011
著者名
髙橋 伯夫
記事体裁
特集 / 抄録
疾患領域
循環器 / 呼吸器 / 神経疾患 / 骨・関節 / 癌
診療科目
腫瘍内科 / 神経内科 / 一般内科 / 循環器内科 / 呼吸器内科
媒体
Angiology Frontier
Key Words
HMG-CoA還元酵素阻害薬 / イソプレノイド / コレステロール / 多面的作用 / 血管内皮機能

コレステロール合成を阻害するHMG-CoA還元酵素阻害薬が脂質異常症の特効薬として広く用いられ,その心血管系疾患の予防効果が高く評価されている。その際,コレステロール減少作用だけでなく,抗酸化作用,抗炎症作用,免疫修飾作用などの多彩な影響を生体にもたらし,その結果,血管内皮機能を改善することで動脈硬化の改善と心血管合併症を予防する。また,感染症,自己免疫疾患,神経疾患,悪性腫瘍などにもよい効果をもたらすもので,その多面的(pleiotropic)作用が注目を集めている。その機序として,コレステロール合成過程で生じ,低分子G蛋白の活性化に関与するイソプレノイドの減少が主に関与すると考えられている。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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