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学会賞受賞演題紹介

第7回日本耳科学会学会賞受賞演題 安全で正確な側頭骨外科手術の確立に向けて


掲載誌
鼻アレルギーフロンティア Vol.25 No.2 41-45, 2025
著者名
小宗 徳孝
記事体裁
抄録
疾患領域
耳鼻科疾患
診療科目
耳鼻咽喉科
媒体
鼻アレルギーフロンティア

筆者は、側頭骨外科・頭蓋底外科に漠然とした興味を抱いたまま、九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室に2005年に入局した。入局後に、思い描いていたような側頭骨外科・頭蓋底外科の症例を学ぶ機会が少ない現実を知った。大学で後期研修医の時に、左頸静脈孔内まで進展する副咽頭間隙腫瘍(神経鞘腫)症例を担当させていただいた。術前の神経麻痺は舌咽神経麻痺のみであった。手術による摘出の方針となり、病棟主治医を任された。本症例は、術後には舌咽・迷走・副神経麻痺、そして一過性顔面神経麻痺が出現し、舌下神経麻痺は残存していた。さらに術後の画像所見では、頸静脈孔内の腫瘍はまったく摘出されていなかった。病棟主治医として、術前には頭蓋底外科の名著を読み漁り、頸静脈孔へのアプローチを調べたことを思い出す。しかし、実際に施行された手術は、調べていたものとかけ離れており、大きな戸惑いを感じたことを今でも覚えている。本当に患者に適切なアプローチが採用されたのか、未熟な筆者には判断が難しかったことを記憶している。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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