座談会 Round Table Discussion
スギ・ヒノキ花粉症2025:若き指導者に訊く
掲載誌
鼻アレルギーフロンティア
Vol.25 No.1 7-14,
2025
著者名
米倉 修二
/
北村 嘉章
/
櫻井 大樹
記事体裁
抄録
/
座談会・対談
疾患領域
アレルギー・免疫
/
耳鼻科疾患
診療科目
アレルギー科
/
耳鼻咽喉科
媒体
鼻アレルギーフロンティア
アレルギー疾患診療の均てん化や治療・研究の推進などを目指した「アレルギー疾患対策基本法」が2015年に策定されてから、10年が経過しました。その間、アレルギー性鼻炎治療は、生物学的製剤や舌下免疫療法の導入など大きな進歩を遂げてきました。一方で、有病率や臨床像の地域差や、花粉-食物アレルギー症候群(pollen-food allergy syndrome:PFAS)などの関連疾患の特徴が明らかとなるなか、病態の解明や実態を把握するための疫学研究の推進、地域の実情に即した診療体制の構築などが一層の課題となっています。本座談会では、鼻アレルギー診療・研究の次世代を担う若手リーダーとして第一線で活躍されている先生方にお集まりいただき、それぞれの地域特性や診療の実際から、治療指針や花粉症合併疾患に関する最新の知見、鼻アレルギー診療・研究の将来展望まで、2025年の花粉症シーズン、そしてその先の未来を見据えた議論を深めていただきました。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。