Withコロナ時代の花粉症診療
インタビュー クリニックにおけるアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症の日帰り手術
掲載誌
鼻アレルギーフロンティア
Vol.22 No.2 14-21,
2022
著者名
寺田 修久
記事体裁
抄録
疾患領域
アレルギー・免疫
/
耳鼻科疾患
診療科目
アレルギー科
/
耳鼻咽喉科
媒体
鼻アレルギーフロンティア
クリニックにおけるアレルギー性鼻炎の治療は薬物療法が第一選択となる。鼻閉症状が強かったり、副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症を合併している場合には外科的治療も考慮する必要がある。レーザー治療はクリニックでもよく行われている有効な治療法である。副鼻腔炎、鼻中隔弯曲症に対しても厳格な実施基準を満たす患者には日帰り手術も行われるようになってきている。「早く社会復帰したい」「少しでも治療費を抑えたい」という患者のニーズにも合致し、医療経済的メリットも大きいと考えられるが、局所麻酔で実施され、比較的短時間となる手術を安全に行うには高度な知識と医療技術、豊富な臨床経験が必要となる。今回は、18のクリニックを擁し、うち4つのクリニックで日帰り手術を手がける医療法人社団千秋双葉会理事長/E.N.T.アライアンス代表の寺田修久先生に、コロナ禍での対応も含め、クリニックにおける日帰り手術の実態についてお話しいただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。