歴史をたどる
参拝者に寄り添い、心を支える 耳明神社(広島県)
掲載誌
鼻アレルギーフロンティア
Vol.22 No.1 62-63,
2022
疾患領域
耳鼻科疾患
/
アレルギー・免疫
診療科目
アレルギー科
/
耳鼻咽喉科
媒体
鼻アレルギーフロンティア
尾道駅からバスで約45分。因島にある大山神社の境内に祀られる耳明神社。800年以上前の鎌倉時代初期、巻幡氏の祖先にあたる藤原泰高が東北から来島して、藤原氏の氏神である天児屋根命を祀り、出世を祈願したのが始まりとされる。それがいつから耳の神社になったのかは分かっていない。一説には、孫の耳の病を心配したおばあさんがこの神社で祈祷をすると聞こえるようになったという伝承があるという。「耳を明るくして人の話を聞くと成功するので“有徳神社”とも呼ばれます。患者さんの話をよく聞くお医者さんは成功されとるでしょう」
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。