花粉症・鼻アレルギー診療の実際
インタビュー 花粉飛散予測の現状
掲載誌
鼻アレルギーフロンティア
Vol.22 No.1 56-61,
2022
著者名
村山 貢司
記事体裁
抄録
疾患領域
アレルギー・免疫
/
耳鼻科疾患
診療科目
アレルギー科
/
耳鼻咽喉科
媒体
鼻アレルギーフロンティア
花粉症の予防と治療の効果は、セルフケアと薬物療法の適切な組み合わせにより左右される。つまり花粉飛散予測などの情報を活用し、患者への指導や治療計画策定に役立てることで、患者はシーズンをより快適に過ごすことができると期待できる。日本においては1965年よりスギやヒノキの花粉の観測が始まり、50年以上にわたるデータの蓄積から花粉数の変動や患者との関係が研究されてきた。また、これらのデータをもとに1980年代中頃からスギ花粉情報が提供されるようになり、社会的ニーズの高まりとともに多様な形での予測・情報提供が発展してきた。今回は、花粉飛散予測の第一人者である気象予報士の村山貢司先生に、花粉飛散予測の現状と展望についてお話しいただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。