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M-Review

地域のパンデミックプランニング

番外編エッセイ パンデミック点描─COVID-19パンデミックに関連して想うこと

第3回 嗚呼!PCR…PCR狂想曲(前半)

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掲載誌
インフルエンザ Vol.26 No.1 53-57, 2025
著者名
西村 秀一
記事体裁
抄録 / 連載
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科
媒体
インフルエンザ

前回は,過剰な恐れを背景とした一見理由がありそうにしていても実は根拠が希薄だった死者への納体袋の強制と,入院から骨になるまでの患者の密室隔離とその家族への非情な対応について,怒りに任せて書いた.病院への入院を,まるで中世ヨーロッパのHospitalあるいは明治時代のコロリ(コレラ)患者の避病院†への収容のように患者とその家族との最後の別れにしてしまっていたことは,21世紀の暗い歴史のひとコマとして後世への記録として残しておくべき事実である.

†明治時代につくられた伝染病専門病院1)2).コレラの大流行の際には多くの患者を収容した.

今回は,その入退院隔離の判断に大きく関与したPCR検査にまつわる異様な出来事についてである.副題にある「狂想曲」という言葉は,本来音楽の一形式で自由な楽曲のことをいうが,転じて特定の出来事に対し人々が大騒ぎする様子を揶揄するときにも用いられる.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

インフルエンザ2025年3月号(Vol.26 No.1)

「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

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