治療
新型コロナウイルス感染症─罹患後症状の臨床的特徴,治療,診療の実際
掲載誌
インフルエンザ
Vol.25 No.3 35-41,
2024
著者名
森岡 慎一郎
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
媒体
インフルエンザ
Key Words
新型コロナウイルス感染症
/
罹患後症状
/
post COVID-19 condition
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状では,疲労感・倦怠感をはじめさまざまな症状が認められ,50種類以上の症状が報告されている.2023年1月時点では世界中で少なくとも6,500万人が苦しんでいる.新型コロナウイルス感染症は,2023年5月に「新型インフルエンザ等感染症」から「5類感染症」へと感染症法上の分類変更がなされた.しかし,新型コロナウイルス感染症の罹患後症状はその病態や原因が明確ではなく,治療法,予防法が確立されておらず,パンデミック後に残された重要な課題のひとつである.患者診療においては,薬物治療だけではなく,社会的・精神的サポートを含めた全人的医療が必要である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。