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M-Review

診断

RSウイルスの診断と予防

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掲載誌
インフルエンザ Vol.25 No.3 15-20, 2024
著者名
齋藤 昭彦
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器 / 感染症 / 小児疾患
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 小児科
媒体
インフルエンザ
Key Words
RSウイルス / 診断 / 予防 / モノクローナル抗体 / ワクチン

RSウイルス(respiratory syncytial virus:RSV)は,小児の急性呼吸器感染症の原因の約6割を占め,また,特に新生児・乳児において重症化率が高い.また,基礎疾患をもつ高齢者においても,RSウイルスは下気道炎をきたす重要な原因ウイルスである.その診断は,適切な病歴聴取と身体所見からの臨床診断とウイルス学的診断からなる.予防は,これまで,リスクの高い乳幼児に対して抗RSウイルスモノクローナル抗体(パリビズマブ)の投与が行われてきたが,近年,高齢者,妊婦を対象とした新しいワクチンや長期作用型抗RSウイルスモノクローナル抗体(ニルセビマブ)が開発され,国内でも導入されており,現在,最も注目を集めている感染症である.これらの新しい予防戦略の普及により,多くの小児と高齢者がRS ウイルスから守られることを期待したい.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

インフルエンザ2024年12月号(Vol.25 No.3)

「インフルエンザ」に関する情報を必要とするあらゆる領域の一般臨床医,基礎研究者,学生などを読者対象に,ウイルス学の最新の研究成果から,公衆衛生的見地に立った予防対策まで,インフルエンザ領域の情報を継続して提供する。

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