座談会
免疫不全者のCOVID-19への対応
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- 掲載誌
- インフルエンザ Vol.25 No.2 7-14, 2024
- 著者名
- 冲中 敬二 / 伊東 直哉 / 大曲 貴夫
- 記事体裁
- 抄録 / 座談会・対談
- 疾患領域
- アレルギー・免疫 / 感染症 / 呼吸器 / 癌
- 診療科目
- 一般内科 / 呼吸器内科 / 感染症内科
- 媒体
- インフルエンザ
大曲 免疫不全者のCOVID-19は,現場の医師が大変困っている問題ですが,COVID-19の診療にあたっているすべての医師の問題ではないために,学会などでもあまり取り上げられていないようです.指針やガイドラインのニーズがあるにもかかわらず,なかなか進展がみられない現状を踏まえて,先生方にいまわかっているところをいろいろと教えていただきたいと思います.よろしくお願いします.
伊東 ひと口に「免疫不全」といっても,免疫抑制の程度はまちまちです.血液内科の患者さんは基本的には高度免疫不全と捉えられていますが,固形腫瘍では中等度の免疫不全者と考えます.治療によっても違いがあり,例えば固形腫瘍でも,免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)が使われていて,免疫関連有害事象に対して高用量のステロイドが投与されているような場合は,高度免疫不全として扱うこともあります.そのような背景がある患者さんがCOVID-19に感染すると,治療や隔離期間などをどうすればよいのかということが難しい問題になってきます.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
