新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生してから3年半以上が経過しました.世界保健機関(WHO)は,2023年7月30日時点で,全世界での累計感染者数は7億6,800万人以上,累計死者数は690万人以上であると発表しています1).また国内におけるCOVID-19の発生状況としては,厚生労働省の報告によると,2023年5月7日時点での累計感染者数は3,380万3,572人,死者数は74,694人とのことです.2022年の日本人の平均寿命は,男性が81.05歳,女性が87.09歳であり,前年と比較して男性は0.42歳,女性は0.49歳下回ったと,厚生労働省は報告しています.平均寿命の前年との差を死因別に分析したところ,男女とも,COVID-19,心疾患,老衰などで亡くなった方の割合が増えていました.
ウイルスよもやま話
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う変更について:発生動向の状況把握など
掲載誌
インフルエンザ
Vol.24 No.3 49-53,
2023
著者名
渡辺 登喜子
記事体裁
抄録
/
連載
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
媒体
インフルエンザ
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。