RSウイルスは乳児の細気管支炎の主な原因であり,特に生後6か月未満で感染すると重症化することが知られています1).わが国では毎年約12~14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され,約4分の1が入院を必要とします.また,RSウイルス感染症による入院は,生後1~2か月で最も多く報告されており2)3),生後早期からの予防策が重要視されています.そのなかで,ファイザーは2023年2月20日に妊婦への能動免疫による,新生児および乳児におけるRSウイルスを原因とする下気道疾患の予防を目的にRSVpreFワクチンの国内における製造販売承認申請書を厚生労働省に提出したことをプレスリリースしました4)