公衆衛生
COVID-19ワクチンの現状と将来
掲載誌
インフルエンザ
Vol.24 No.2 21-26,
2023
著者名
山岸 義晃
記事体裁
抄録
疾患領域
呼吸器
/
感染症
診療科目
一般内科
/
呼吸器内科
媒体
インフルエンザ
Key Words
mRNAワクチン
/
アデノウイルスベクター
/
変異株
/
ワクチン忌避
ワクチンの実用化には,かつては,10年以上の時間が開発に必要であり,ワクチンプログラムへの導入にはさらなる時間が必要であった.しかしながらmRNAワクチンやウイルスベクターワクチンなどの遺伝子治療領域で開発が進んでいた新規モダリティのワクチンへの応用により,パンデミック中の早期に導入され,変異株についてもその遺伝子情報に基づき迅速なワクチン開発,臨床現場への導入が行われている.
一方,その技術をどのように規制フレームに組込み,また,巨大な予防接種プログラムを維持し続けるかには課題が残る.加えて,インターネットの普及による情報の氾濫のなか,ワクチン忌避の問題は,今後,十分な検討と対策が必要である.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。