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診断(インフルエンザ)
なぜ海外と日本では迅速診断キットの信頼性が異なるのか

掲載誌
インフルエンザ Vol.11 No.2 39-46, 2010
著者名
齋藤玲子 / 鈴木康司 / 鈴木貴子 / 鈴木宏
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
呼吸器 / 感染症
診療科目
一般内科 / 呼吸器内科 / 耳鼻咽喉科 / 老年科 / 小児科
媒体
インフルエンザ

日本において, インフルエンザの迅速診断キットは感度・特異度が高い簡易検査として, 臨床医の高い信頼性を勝ち得ている. しかし, 海外の論文ではキットの感度は10~70%と非常に低く, 患者の見逃しが多く信頼できないといわれている. 日本と海外との差は, (1)検査者の習熟度や採取法の問題, (2)検体処理の問題, によって生じると考えられる. さらには, 新型インフルエンザに対して, キットの感度が季節性よりやや低い可能性が指摘されている. 日本における本格的な検証はこれからとなるが, 海外における新型インフルエンザに対するキットの評価について紹介する. 『はじめに』 インフルエンザの迅速診断キットは, 日本の臨床医に汎用されている. 特殊な機械を要さず, 感度・特異度も高く, 10~15分ほどで結果が出るため, 日本においては非常に信頼性が高く, インフルエンザの迅速診断キットの有用性に口を挟む臨床医はほぼ皆無といってよいであろう. しかし, 海外では, 日本ほど評価されておらず, 出る論文はほぼすべて「迅速診断キットは感度が低く患者を見逃す可能性がある」というネガティブなものである1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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