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M-Review

特集 肺高血圧症の最新知見と新展開

臨床薬理学的に迫る肺高血圧症に対する血管拡張薬併用療法の現状と新たな展開

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掲載誌
血管医学 Vol.17 No.3 55-60, 2016
著者名
小田切 圭一
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器 / 高血圧 / 血液 / 呼吸器
診療科目
血液内科 / 循環器内科
媒体
血管医学
Key Words
薬物治療,単剤療法,多剤併用療法,薬物相互作用,臨床試験

「Summary」肺動脈性肺高血圧症(pulmonary arterial hypertension:PAH)において,特異的PAH 治療薬の単剤治療は生命予後を改善することが示され,欧米あるいは本邦において標準治療として位置づけられている.特異的PAH治療薬の単剤治療で効果不十分な症例では,特異的PAH治療薬の併用療法が行われており,単剤治療と比較して臨床的悪化の抑制,運動耐容能,自覚症状や血行動態の改善あるいは悪化抑制効果が示されている.一方,併用療法において頻用されるホスホジエステラーゼ5 阻害薬(シルデナフィル,タダラフィル)とエンドセリン受容体拮抗薬であるボセンタンには薬物相互作用があり,期待される併用療法の効果が発揮されない懸念もある.実臨床で併用療法を行うにあたって,これら薬物相互作用に配慮した薬剤選択を行うことは重要であろう.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

掲載誌の紹介

血管医学2016年10月号(Vol.17 No.3)

血管特有の疾患にとどまらず,血管を研究するという Vascular Biology の切り口を通じて,全身のあらゆる臓器の病態に関する研究を再構築する Vascular Medicine の確立のために,その一助となる雑誌を目指す。


【休刊のご案内と御礼】

平素より格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

さて、弊誌『血管医学―Vascular Biology & Medicine―』は、血管と臓器の機能メカニズムの理解から、各種疾患の治療および予防に結び付けるための最新情報を提供する雑誌として発刊を続けてまいりましたが、諸般の事情により本号2016年10月号(第75号)をもちまして休刊させていただくこととなりました。

2000年10月の創刊より17年の長きにわたり弊誌を温かく支えてくださいました読者の方々、編集顧問・編集アドバイザーの先生方、本誌にご執筆いただきました諸先生方、そして本誌のご企画にご尽力いただきました編集委員の先生方に、改めて心より御礼申し上げます。


株式会社メディカルレビュー社

『血管医学』編集部

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