Glaucoma Q&A
小児緑内障の診断と治療について教えてください
掲載誌
Frontiers in Glaucoma
Vol.0 No.68 48-53,
2024
著者名
松下 賢治
記事体裁
連載
/
抄録
/
Q&Aシリーズ
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Glaucoma
小児緑内障は子どもの緑内障を全般的に指しますが,その医学的用語は変遷の歴史があります.もともと,子どもが罹患する緑内障は隅角形成における先天性要因によるものが主で,先天緑内障と称され,発達期に発症するものは発達緑内障と呼ばれていました.それ以外は他の先天異常に伴う緑内障とまとめられましたが,子どもが罹患する緑内障病態の種類が増え,第3版以前の『緑内障診療ガイドライン』では,隅角形成に異常を認める病態として発達緑内障という用語が統一して使われ,①早発型発達緑内障,②遅発型発達緑内障,③他の先天異常に伴う緑内障に分類されました¹⁾ ²⁾.しかし,子どもが罹患する緑内障への後天性要因の影響が増加し,原発から続発まで分けた再分類が検討されました.小児緑内障研究ネットワーク(CGRN)が提唱した小児緑内障分類と定義がその成果です.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。