これからの緑内障診療のために
『緑内障診療ガイドライン(第5版)』改訂の方針とクリニカルクエスチョン(第1回)
掲載誌
Frontiers in Glaucoma
Vol.0 No.64 49-52,
2022
著者名
廣岡 一行
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Glaucoma
『緑内障診療ガイドライン』は2003年に初版が出版されたが,時代とともに緑内障診療も進歩するため,その後もガイドラインは改訂を繰り返してきた.2017年に『緑内障診療ガイドライン(第4版)』が改訂され,今回はそれ以来の改訂となった.第5版の主な改訂点は以下の2つである.
①緑内障診療における重要課題を整理しクリニカルクエスチョン(CQ)を設定し,論文を集めシステマティックに評価し,それをもとにディスカッションを行い,推奨文を作成.
②『緑内障診療ガイドライン(第4版)』以降に導入された検査機器,薬物,レーザー治療,観血的治療に関する記述の追加.
CQとは臨床上重要と思われる課題のことである.本稿におけるCQに対する推奨提示,推奨の強さ,エビデンスの強さの記載方法は,『緑内障診療ガイドライン(第5版)』に準じた¹⁾.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。