Summing Up
緑内障の手術
掲載誌
Frontiers in Glaucoma
Vol.0 No.64 33-39,
2022
著者名
岩﨑 健太郎
/
稲谷 大
記事体裁
連載
/
抄録
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Glaucoma
現在行われている緑内障手術の術式は,大きく分けて濾過手術,房水流出路再建術,瞳孔ブロックを解消する手術,毛様体破壊術の4つに分類される(表1)¹⁾.なかでも,房水流出路再建術については線維柱帯切開術(トラベクロトミー)が代表的であったが,近年は低侵襲化と時間短縮を図る手術として低侵襲緑内障手術(minimally invasive glaucoma surgery:MIGS)が主流となっている.MIGSは眼内から線維柱帯にアプローチすることで結膜への侵襲を与えず,追加の緑内障手術の妨げにならない.また,手術による合併症が少なく安全性が高い.このような理由から,わが国でも初回手術としてMIGSが適応される症例が劇的に増加し²⁾,現在の緑内障手術の潮流となっている(図1)³⁾.本稿では,各種MIGSについて特徴を紹介する.表2には,各種MIGSについての特徴を簡単にまとめた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。