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第14回 緑内障のあたらしい動物モデル

掲載誌
Frontiers in Glaucoma No.59 1-6, 2020
著者名
野呂 隆彦
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
眼疾患
診療科目
眼科
媒体
Frontiers in Glaucoma

緑内障研究にはさまざまな動物モデルが用いられているが,マウスでは篩状板や黄斑が存在しないなど,視覚器の構造がヒトとは大きく異なる.一方で,大型のサルは解剖学的構造はヒトに近いが緑内障を自然発症せず,また研究倫理上の問題も大きくなりつつある.そこで小型の霊長類であるマーモセットの眼底写真,眼圧,光干渉断層計(optical coherence tomography:OCT),網膜電図などを調べたところ,老齢マーモセットの約11%に正常眼圧緑内障(normal tension glaucoma:NTG)様の神経変性所見を見い出した.緑内障様老齢マーモセットでは乳頭陥凹や篩状板(LC)の菲薄化および網膜における酸化ストレスマーカーの上昇,脳脊髄圧の低下に加えて,ヒトと同様に発達した一次視覚野が萎縮するなど,緑内障患者との共通点が多数観察された.本稿では,ヒトと類似した視覚システムをもち,かつ緑内障を自然発症するマーモセットについてご紹介し,今後のトランスレーショナルリサーチにおける有用性を検討したい.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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