急性脳主幹動脈閉塞症に対する血栓回収療法は,確立した治療法の1つとなった.血栓回収デバイスには,血栓を捕捉回収するステント型デバイスと吸引回収する吸引デバイスが存在する.閉塞した血栓は,部位,硬さ,血栓の大きさなどさまざまであるため,両者のデバイスがどのような閉塞状況で最適かは,いまだ不明である.できる限り早期,有効な再開通を得ることが本治療には不可欠であり,各デバイスの特性やテクニックの知識も必要である.
特集 血栓回収療法の実際
4. 血栓回収療法のテクニック(吸引デバイス)
掲載誌
脳と循環
Vol.22 No.1 41-44,
2017
著者名
竹内 昌孝
記事体裁
抄録
疾患領域
脳血管障害
診療科目
脳神経外科
/
神経内科
媒体
脳と循環
Key Words
endovascular therapy,acute stroke,thrombectomy,aspiration device,Penumbra system
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。