「SUMMARY」脳卒中ではさまざまな障害を生じ得るが,その障害を最小限にするためには,急性期,回復期,維持期まで一貫したリハビリを継続することが必要である.各障害について,チームにより適切な評価をした上で,十分な量のリハビリを必要な時期に適切な難易度付けをして行うことが重要となる.近年,非侵襲的脳刺激法,ロボティクス,brain-machine interface(BMI)療法など,新しいリハビリの展開がみられ期待されている.
「KEY WORDS」脳卒中治療ガイドライン2009,経頭蓋磁気刺激,経頭蓋電気刺激,ロボティクス,Brain-machine interface(BMI)